我慢する前に相談だけでもしてください

こういう状況ですから、「我慢しよう」とお思いになるのは仕方がないかもしれません。

今日もそういう患者さんが見えました。

「入れ歯があたっていたかったのですが、少し様子を見ていると治っていたので、今回もそうしたら、痛くてご飯が食べられなくなりました」

昨日、今日と当院のある地域はとても暑かったです。

体調の維持が難しいところに、食事ができないようでは、体力が落ちてしまいます。

かえって、コロナウィルスにつけ入る空きを与えるのではないでしょうか?

ご本人ばかりでなく、ご家族が、患者さんが歯科医院においでになることを躊躇するお気持ちもわからないではないですが、例えばこの例の「入れ歯が当たる」というのは、ご本人にとって「不要不急」ではないです。

些末なこととご家族がお考えなら、これはいわゆる「重大な瑣末事」です。

ご心配なら、ご相談のご連絡だけでもしていただき、適切な対処法があれば、それを実行していただければと思います。

診療が必要なら、不安にお思いな事項を少しでも解消できるように、かかりつけの歯科医院にご相談の上診察、診療をお受けください。

歯科疾患は「様子見という名の放置」をすると事態が悪化して、かえって処置に手間取ることがあります。

患者さんの中には「迷惑になるのではないか」などとお考えになる方もいらっしゃるようです。

お気になさらずに、遠慮なくご相談いただくことをおすすめします。

そういうときに、過去の受診歴を参考にして、皆様のお役に立つようにするのが、かかりつけ歯科医の使命だと私は思います。

みなさんのかかりつけ医の先生もそうお思いのことだと思います。


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葛飾区新小岩で昭和33年(1958年)に開院した、歯科医院です。今は二代目の医院長になりました。患者さんもお孫さんの代から、いよいよひ孫さんの代になってきました。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんから、良い健康習慣がまず、家族に広がり、次の世代につながり、その友人、知人に繋がるように願って仕事をし続けて来ました。

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